JID30周年

真っ正直さで紡いだ30年の信頼と絆

Where Dreams Begin

すべての人に、住まいの安心を届ける

1995年、一人の経営者が抱いた想いがやがて業界を変える力となった。賃貸保証という新しい概念への挑戦。真っ正直な姿勢で社会課題に向き合う決意。

Prologue

バブル崩壊後の賃貸市場

閉ざされたドアの前で

バブル崩壊後の景気低迷で家賃滞納のリスクが高まる中、大家や管理会社は連帯保証人をこれまで以上に厳しく求めるようになりました。家族や勤務先に頼めない単身者や高齢者、外国籍の方々は賃貸借契約を結びにくくなり、その結果、住まいを得られない「入居難民」が増えていきました。

創業者の決意と挑戦

この状況を前に、創業者・井坂泰志は「属性に左右されず安心して暮らせる社会をつくる」ことを志し、1995年に日本賃貸保証(JID)を設立。“赤の他人が保証人になる”という前例のない仕組み――賃貸保証システムを事業化し、課題解決へ動き出しました。

Against All Odds

創業期の苦難

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真っ正直な姿勢

それでも諦めなかった

広告費で反応ゼロ

2000万円の

「保証人だけにはなるな」といわれる世の中で、賃貸保証というサービスは全く理解されませんでした。全国紙に2000万円をかけて広告を出しても、反応はゼロ。しかし、井坂は諦めませんでした。

この事業は必ず世の中の役に立つ

この信念を胸に、一件一件不動産会社を回って説明し、契約を勝ち取っていきました。創業から7年目にしてようやく黒字化を果たし、賃貸保証サービスの基盤を築き上げました。『人の役に立つ商品やサービスは必ず信頼を得られるのだ』――そう井坂は深く確信しました。

全国賃貸住宅新聞/1995年9月18日号、9月28日号、1996年1月8日号、7月28日号、1997年3月8日号、9月18日号

Breaking New Ground

業界パイオニアとしての挑戦

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親代わりという理念

業界の常識に挑んだ

賃貸保証サービスの普及に伴い、金融・信販系の企業が相次いで参入しました。利用者が増える一方で、過剰な取り立てや一方的な保証打ち切りが発生し、サービスの質が低下。入居者たちは新たな不安を抱えるようになりました

保証会社の役割は、本当にそれでいいのだろうか

井坂が揺るぎなく守り続けたもの――それは創業時から掲げてきた「親代わり」という理念でした。あらゆる背景を持つ入居者に寄り添い、「契約の最後まで支える保証」を提供する。これこそが賃貸保証の本来の姿だと信じ、他社と一線を画す保証会社のパイオニアとして邁進しました。

全国賃貸住宅新聞/2009年6月15日

Beyond Business

社会貢献への拡大

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人々と共に

様々な困難に直面する

永代供養墓の建立

住居支援

JIDの「親代わり」という理念は保証の枠を超え、多様な社会貢献活動へと広がりました。本社を都内から千葉に移し、生活再建のための住居支援や職業支援、無縁仏を供養する永代供養墓の建立など、社会への取り組みを一層深めました。

困っている人を見過ごさない

この思いは創業の出発点であり、常にすべての原動力となっています。社会貢献活動は災害時の寄付、居室に取り残されたペットの保護、若者への教育支援など多岐にわたり、千葉から全国へと広がっています。「困っている人を見過ごさない」――その精神は今も企業活動の中心に在り続けています。

多様な社会貢献活動

  • 住居支援

  • 寄付活動

  • ペット保護活動

  • 永代供養墓の建立と法要

  • 災害時のボランティア

  • 18歳向け消費者教育

JIDが築き上げた信頼の証

累計契約件数

600万件

30年間で築き上げた契約実績は、業界トップクラス

従業員数

550

全国に広がる大家族として、一人ひとりを大切にする企業文化

全国展開

北海道から九州まで、全国各地でJIDの安心をお届け

創業から30年、多くの方々に支えられながら、JIDは成長してまいりました。入居者さま、オーナーさま、不動産会社さまそしてともに歩んできた社員の皆さま。創業者から受け継いだ「真っ正直」な姿勢を次の世代に確実に継承し、デジタル化が進む時代においても人と人との温かいつながりを大切に、住まいだけでなく、暮らし全体を支える企業としてさらなる進化を遂げてまいります。すべての方々への感謝を胸に、これからも真っ正直をつらぬき、社会に貢献してまいります。

次の30年も、あなたと共に

Together for Another 30 Years

真っ正直

JID創業よりずっと前、20代の井坂は母を楽にさせたい一心で懸命に働き、不動産業で成功を収めました。しかし事業の多角化に失敗し、3億円もの借金を背負うことになります。そんな絶望の最中、芦ノ湖で目にした雄大な富士山の姿が彼の心に静かに響きます。「富士山は自分が認識してこそ存在するように、自分もこの世界の一部なのだ」と井坂は気づき、新たな人生観への第一歩を踏み出しました。その後も数々の困難に直面しながら、井坂は【真っ正直】に前を向き続け、困難を乗り越えました。

親代わり

賃貸保証サービスが世間に知られるようになると、ほどなくして「滞納保証」と呼ばれるようになりました。厳しい取り立てや滞納家賃に対する高額な督促手数料を徴収する企業も現れました。井坂はこう語ります。「連帯保証人が親だったら子どもから利息を取るだろうか。そんな考え方は賃貸保証の理念から大きくかけ離れている。」生活の中で家賃が払えなくなることは誰にでも起こりうること。それを理由に入居者を追い出すのが果たして正しいのか。【親代わり】の気持ちで入居者を助けたいという想いがなければ、この仕事は成り立たないと彼は信じています。

永代供養墓

賃貸保証事業を始めて以来、入居者さまが逝去または行方不明となり、身寄りのない無縁仏として遺骨が居室に残されるケースが少なくありませんでした。引き取り手がない遺骨は供養されることなく、行き場を失ってしまいます。JIDは入居者さまの連帯保証人の立場から、遺骨を丁寧に保管してきました。時にはご家族が見つかり、取りに来られることもありましたが、保管する遺骨の数は次第に増えていきました。そこで井坂は、無縁仏を供養するための永代供養墓建立を決意し、本社を都内から千葉へ移転しました。それ以来、毎年欠かすことなく合同慰霊祭を行っています。現在までに280柱以上の無縁仏を、心を込めてご供養しています。

君が光になるとき

- JIDイメージソング -

中村あゆみ

作詞:松井 五郎作曲:松田 良編曲:若草 恵

目を閉じてごらん いまなにが見えるあたたかい空に 思い出のすべてただ一度だけの 美しい命僕たちは誰も かけがえのないもの忘れないよ その愛Only one Only love 心に抱きしめてるYou're shine Yes so shine 心の光になるふりかえる道に 花はまだ咲いて懐かしい歌が 風を呼んでくる悲しみの果てに たどり着く場所で僕たちは君に 救われるだろう忘れないで この愛Only one Only love いつでも結ばれているYou're shine Yes so shine 心の光だからめぐり逢う意味が いまとてもわかる君がいた世界 変わらない笑顔失くさないよ その愛Only one Only love 心に抱きしめてるYou're shine Yes so shine 心の光になるOnly one Only love いつでも結ばれているYou're shine Yes so shine 心の光だから

(英訳)Close your eyes and tell me — what do you see now?In the warm sky, every memory — a beautiful life only onceWe are all irreplaceableI won't forget that loveOnly one, only love — I hold it in my heartYou're shine — yes, so shine — you become the light of my heartAlong the path we look back on, flowers still bloomA nostalgic song calls the breeze to comeAt the place we reach beyond sorrow, we will probably be saved by youDon't forget this loveOnly one, only love — always bound togetherYou're shine — yes, so shine — because you are the light of my heartNow I truly understand the meaning of meeting againThe world where you were remains unchangedThe world where you were — unchanged smilesI won't lose that loveOnly one, only love — I hold it in my heartYou're shine — yes, so shine — you become the light of my heartOnly one, only love — always bound togetherYou're shine — yes, so shine — because you are the light of my heart